うてなの会から
広福寺では集合墓(以下三宝塔)を利用される方に向けて、生前会員という選択肢をご提案させていただきます。
あくまで自主的に仏教を学び、実践することを目的とした仲間づくりの会です。
将来的には同じ三宝塔に安住の地を見つけた仲間同士で今をいろんな角度からみて確かめて味わっていただきたく思います。
うてなを漢字で書くと台となります。
蓮の花弁に包まれた平な部分、連座ともいい、仏像のほとんどがこの蓮のうてなに座するかあるいはお立ちになっています。
浄土宗の開祖であります法然上人は、「露のみは ここかしこにて きえぬとも 心は同じ 花のうてなぞ」と仰せになりました。
このお言葉は、見事にほとけの世界を表していると感じます。『私たちの存在は朝露のようにはかないものであり、ありとあらゆるところに落ちて消えていくものだけど、何処であろうと心はみんな蓮のうてなだよ。忘れないでね。』みたいなことだと思います。蓮のうてなを極楽浄土になぞらえておられます。
ところで蓮のうてなは何処にあるのか⁈それは私達一人一人のこころの中です。
その思いが信心と言うものでありましょう。
法然さんなら南無阿弥陀
日蓮さんなら南無妙法蓮華経
禅宗ならば即今目前聴法底(今、ここ、自分)
思いいだく世界は導いてくださる宗旨の家風で多少違うかもしれないですが、
こころはおなじはなのうてなぞ
であります。
と、言うわけで、
"うてなの会"は今までの宗旨は問いません。
内容は、禅宗的な坐禅、東洋医学的な自然哲学を軸にして活動しています。人生相談も行なっています。
三宝塔に納めた後の祭祀は広福寺、あるいはその関連寺院にお任せいただきます。
祭祀を委託された場合は、臨済宗の葬儀儀礼で行います。
うてなの会会費
生前会員の場合
入会金無し
会費は年間1000円
広福寺花園会員は会費免除
三宝塔への納骨時には全て"うてなの会''入会となります。あたりまえですが、会費は発生しません。
永代供養料は一仏10万円です。
檀家の墓じまいによる三宝塔利用はそのかぎりではありません。ご相談ください。
広福寺による葬儀は家族葬、密葬等から大きな葬儀までご相談に応じます。お布施は別途ご用意願います。
ご覧いただきありがとうございました。